RSNA2019 キヤノンメディカルシステムズ − X-ray
「Alphenix Sky+」とADCTを組み合わせたAngio-CTシステムのアドバンテージをアピール
2019-12-4
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「Alphenix Sky+」と「Aquilion ONE」を
組み合わせた最新のAngio-CTシステムを展示
RSNA 2019 X-ray
Canon USA Inc.(キヤノンメディカルシステムズ)のX線撮影装置では,昨年のRSNA2018と同様にX線循環器診断システムの「Alphenix Sky+」と320列の「Aquilion ONE」を組み合わせた最新のAngio-CTシステムを展示した。この組み合わせのAngio-CTシステムは,日本国内では2019年4月に販売を開始しており,ITEM2019でもPRされた。
Alphenix Sky+では,Cアームに天井走行式のダブルスライドアームを採用しており,これによって寝台に対して横からのアプローチでCTライクイメージの撮影が可能になった。従来は,寝台の頭側にアームを移動させる必要があったことから,CTのガントリを待避させる,寝台周りの装置を移動させるなどが必要で撮影に時間を要していた。Alphenix Sky+では,そのほかにもCアームをベッド周りから完全に待避させることも可能で,効率的な撮影のフローを実現できることをアピールした。また,ADCT側では16cmのボリュームスキャンが可能であり,さらにCTコーナーでも紹介されたようにAIによる画像再構成技術“AiCE”の利用も可能になっている。
血管撮影装置とCTを組み合わせたメリットとして,装置間の連携によるポジショニング動作を紹介した。Angio装置の画像上でCTで撮影したい位置を指定すると,その位置を含む範囲に自動的にポジショニングが可能(ガントリーポジション機能)。その反対に,CT装置で撮影した画像にターゲットを設定すると,Cアームが自動的に同じ位置にセッティングできる(アンギオポジション機能)。
また,Alphenixでは寝台脇にタッチパネルタイプの端末を設置できるようになった。操作室側で可能な操作はタッチパネルでも可能になっており,医師や診療科に合わせて表示項目をカスタマイズすることもできる。
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「Alphenix Sky+」と「Aquilion ONE」を組み合わせた最新のAngio-CTシステムを展示
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天井走行式ダブルスライドCアームとADCTのコラボレーションで高精度で正確なIVRを支援
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カスタマイズ可能で術中の操作を可能にしたタッチパネル端末をベッドサイドに設置