ITEM2013 フィリップスエレクトロニクスジャパン 取材速報
新検出器を搭載したCT,システムベースの画像再構成技術IMR,ワークフローを改善するミドルクラスMRIなどの新製品を展示
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2013-4-13

「Imaging 2.0 : Transforming care, together.」を
テーマにした
フィリップスエレクトロニクスジャパンブース
フィリップスエレクトロニクスジャパンは,RSNA2012と同じ「Imaging 2.0 : Transforming care, together.」をテーマに展示を行った。2010年からの放射線領域を革新する新しいコンセプトとしてImaging 2.0を打ち出したが,さらに“Transforming care, together.”として,現場に寄り添い,共に患者のケアに当たることを提案するテーマとなった。フィリップスは今年60周年を迎えるが,ユーザーとの継続的な関係を構築していくことを示すものとなっていた。
展示では,Brilliance iCT,Ingenuityシリーズの上位機種のEliteを紹介。同機に搭載される「NanoPanelII(検出器)」などを展示した。また,システムモデルの逐次近似画像再構成技術IMRを日本では初めて紹介し脳神経領域での対応が始まったことをアピールした。MRはワークフローをミドルクラスの「Multiva1.5T」を展示。
X線では,2012年のITEMで発表されたAlluraClarityを初めて実機展示し,AmbientExperienceによる環境と合わせて提案した。そのほか,ステレオバイオプシーに対応した「MammoDiagnost DR」,xMATRIXトランスデューサを採用した超音波診断装置「iU22」「CX50」,PET/MRの「Ingenuity TF PET/MR」,さまざまなタブレット端末に対応するPACS「IDS7」シリーズなど多彩な製品を紹介した。
![]() MRでは,検査時間の短縮,ワークフローの改善などを可能にしたミドルクラスの「Multiva1.5T」を展示 |
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Ingenia 3.0Tは世界で230台, |
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メドトロニックのMR対応ペースメーカーの |
![]() Brilliance iCT,Ingenuityシリーズの上位機種としてEliteをラインナップ。 |
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EliteではNanoPanelII,iPatientなどの搭載で |
![]() 2012年のITEMで発表されたAlluraClarityシリーズ(FD20)を初めて実機展示。AmbientExperienceによる環境と合わせて提案 |
![]() IMRはシステムモデルを用いた逐次近似画像再構成技術で,最大90%のノイズ低減,低コントラスト検出能の向上などを図る。 |
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ITEMでは脳神経領域への対応が |
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xMATRIXトランスデューサを採用し経食道の3Dエコーにも対応する(オプション)コンパクトタイプの |
![]() PACSの「IDS7」では,AndroidやiOSはもちろん,Windowsまで幅広いタブレット端末に対応 |
お問い合わせ先:
株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
〒108-8507 東京都港区港南2-13-37
TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare